香港展示会(2019年2月26日〜3月4日)出展の様子

目次

  1. 貴瞬のチャレンジ!怒涛の2会場同時出展!!
  2. 香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パールショー(香港國際鑽石、寶石及珍珠展)の様子
  3. 香港インターナショナル・ジュエリー・ショー(香港國際珠寶展)の様子
  4. 総括
  5. おまけ(深セン探索記)

貴瞬のチャレンジ!怒涛の2会場同時出展!!

香港展示会場

2019年2月26日(火)から3月2日(土)アジア・ワールド・エクスポ(亜洲国際博覧館)にて開催された香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パールショー(香港國際鑽石、寶石及珍珠展)と2019年2月28日(木)から3月4日(月)香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター(香港会議展覧中心)にて開催された香港インターナショナル・ジュエリー・ショー(香港國際珠寶展)より無事帰還いたしました。

       

昨年の香港展示会では製品のみの出展でしたが、今回よりルースの展示会である香港國際鑽石、寶石及珍珠展にも出展いたしました。

大盛況いただきました第30回国際宝飾展(IJT)からの準備期間は1ヶ月足らず…やりきった中での商品集めは過酷を極めるものでした。
まずルースに関しては初の出展になりますので、『どんなお客様に来るのか』『どんな商品が売れるのか』を考えなければいけない。
今までの香港展示会での経験をもとにミーティングを重ねました。
非常に短い準備期間でしたが、そこは常にチャレンジし続けてきた弊社です。
『かかってこいや!』のチャレンジスピリットで乗り切りました。(笑)

また2会場同時ということもこのチャレンジにおいて大きなネックにもなりました。
弊社は人数の少ない企業なので当然通常営業を行いながら、展示会でも『いかに適正な人数で最大の成果を出すか』を考えなければいけない。
今回は人員配置についても熟考に熟考を重ねて決めていきました。

まさに『走りながら考える』…そんな状況で香港國際鑽石、寶石及珍珠展の会場であるアジア・ワールド・エクスポへと向かいました。

香港インターナショナル・ダイヤモンド・ジェム・パールショー(香港國際鑽石、寶石及珍珠展)の様子

香港ルース

香港國際鑽石、寶石及珍珠展の会場はアジア・ワールド・エクスポ(Asia World Expo)。香港国際空港近くの展示会場になります。
海外アーティストの公演などにも使われる会場でアブリル・ラヴィーンやGLAYも香港公演を行なったそうです。
そのような大きな会場で昨年に引き続き、貴瞬の香港展示会in Winter,again!!(苦しい)…スタートしました。

まず10時の開場し、まず目に付いたのが欧米のお客様がより多く見受けられることでした。
今までの製品の展示会では中国・インドのお客様が中心でしたので、目新しい印象を受けるとともに新しいお客様と触れ合う機会を得ることができました。
弊社の事業であるリユースの宝石やその売り方は新鮮な印象を与えるようで多くの欧米のお客様に手にとっていただけました。
ロシア・カザフスタン・レバノン・ギリシャ・スイスなどなど様々な国のお客様にブースに来ていただくことができました。
このような新しいお客様に見ていただけたこともあり、順調に売り上げをあげることもできました。
お支払いでスイスフランなどの見たこともないようなお金が出てくるのには正直テンパってしまいました(笑)

他のブースに目を向けるとイタリアやニュージーランドから出展しているブースもあり、客層同様インターナショナルな印象でした。
また合成ダイヤを扱っているブースに人だかりができているのが印象的で、世間の注目度の高さを感じました。

香港インターナショナル・ジュエリー・ショー(香港國際珠寶展)の様子

香港製品

香港國際鑽石、寶石及珍珠展より遅れること2日、香港國際珠寶展が始まりました。

こちらには今まで通り中国やインドの方も大勢ブースに来てくださり商品を手にとっていただけました。
弊社自慢の目玉商品も一瞬にして売れてしまう事態(笑)
着々と香港の展示会で積み上げてきた成果であると感じました。
それもあり3日目、4日目には出涸らしのような在庫状態になってしまいました…。
その点は猛省し、次回への課題としたいです。

土日には一般のお客様も多数来場され、11月の香港珠寶購物展に似ている印象でした。
一般のカップルのお客様がリングを買っていく姿などはあまり日本の展示会ではお目にかかれないので新鮮でした。

またこちらにもルース展ほどではありませんでしたが、欧米のお客様にもお越しいただくことができました。
しかしながら手に取っていただけても販売には繋がらなかったケースも見受けられました。
それはデザインの問題なのか、はたまた別の何かなのか…帰国後大いに考察する必要のある事案だと感じました。

総括

香港

今回は課題と可能性を感じる展示会となりました。
もちろん売り上げは皆様のおかげでIJTに続き好調でした。しかし弊社の取り組みがリーチしていない新たなお客様がいらっしゃることを痛感しました。
例えば欧米のお客様。弊社ブースに興味を持って近づいていただける方には確実に良さを理解していただき購入していただけています。
しかし見向きもしてもらえず、興味すら持ってもらえない方もいらっしゃったのは事実です。
そんなお客様にこちらを向いてもらうには欧米のお客様向けのプロモーションも積極的に行わなければいけない。やっていることを理解してもらわなければいけない。お得だと感じさせなければいけない。
そんな思いがフツフツと湧いてきました

また製品については欧米向けのデザインかどうか、どのようなデザインがトレンドなのかなどをしっかり勉強した上で対策しないと土俵には立てないということを痛感しました。

またそんな欧米のお客様にとって香港は行こうと思えるアジアの最終地だということ。
何名かの欧米のお客様に尋ねても『香港には来るが日本までは行かない』との声が数多くありました。
このようなお客様と勝負するためにはやはり香港の展示会に出展し続け、更なる知名度を上げて行かなかればならないということでした。

弊社にとって売り上げ以外の部分で非常に学びの多い展示会となりました。
この学びを生かすも殺すも私たち次第だと思っております。
6月の香港ではさらに進化した貴瞬をお見せします!!

…とその前に次回展示会は5月16日(木)〜18日(土)神戸国際展示場にて行われます第23回神戸国際宝飾展(IJK)となります。
ブースNo.D-10にぜひお越しください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!!

おまけ(深セン探索記)

深セン

今回の香港遠征では合間を見つけて中国広東省の深センに機器の買い出しに出かけてきました。
香港からはMTRという地下鉄で行くことができ、もちろんパスポートも必要です。
深センは近年IT関連で飛躍的に発展した都市で『アジアのシリコンバレー』とも呼ばれる都市です。
めちゃめちゃデカい秋葉原です!!
空陸両用のドローンなんかが3000円くらいで買えます!!

またブランド品のレプリカなども有名で所狭しと並んでいる近年中国の『パクリ』イメージの象徴のような街です(笑)
レプリカ商品だけしかないデパートって一体…
駅を出るとすぐに客引きが居酒屋のキャッチばりに怪しい日本語でしつこく声をかけてきます。
『ニセモノヤスイヨ』『ニセモノホシイ?』しか言いません。

深センの第一印象は『香港とは全く違う本物の中国』ということ。
棒術使いの軍人が普通にパトロールしています!!
セグウェイで闊歩しています!!めっちゃハイテク!!
そして想像以上に街づくりも近代的です。初中国の筆者にとってイメージはドラゴンボールの世界観だったのでその衝撃たるや…(笑)
色々な意味で面白い街でした!